カフェインの摂取量と効果について
コーヒーなどに含まれることで知られるのがカフェインですが、
カフェインには1日の摂取量の目安があります。
そこでカフェインの1日の摂取量の目安について紹介していきます。
またカフェインの効果や、コーヒー豆から出来る限りカフェインを除去した
カフェインレスコーヒーとはどのようなものかについても併せて紹介します。
カフェインの1日の摂取量とは
カフェインの1日の摂取量の目安は、
健康な成人の場合コーヒーであれば3杯から5杯程度だと言われています。
またエナジードリンクなどのカフェインが入った飲み物の場合では、
約8缶程度が良いと言われます。
エナジードリンクの場合、このくらいの量であれば健康上の問題を引き起こすこともないです。
しかし、1日の摂取量の目安の範囲内だとしてもカフェインの場合、
短い時間に多くの量を摂取してしまうのは、中毒症状を引き起こす可能性もあります。
そのため1日に2回以上のコーヒーを飲むときには、3時間から4時間程度の間を置くと良いと言われ、
可能であれば5時間程度は空けると良いと言われています。
さらにカフェイン入り飲料は摂取量に問題がなくても、糖分なども多く含む場合が多いため、
摂り過ぎには注意が必要になります。
またカナダでは健康な成人の1日のカフェイン摂取量を400mgと推奨しています。
マグカップにすると、およそ3杯程度に相当します。
そしてカナダでは妊婦の場合は、1日のカフェイン最大摂取量として300mgを推奨し、
世界保健機関では200mgを推奨しているのです。
カフェインの効果とは
コーヒーなどに含まれるカフェインには、さまざまな効果があります。
その効果には疲れや眠気を抑える作用があります。
カフェインというのは摂取すると脳まで到達します。
そしてカフェインは脳を興奮させ、
覚醒させる神経伝達物質の抑制する作用のあるアデシンと対抗し、
アデシンの抑制能力を抑えドーパミンやノルアドレナリンの分泌を促し
脳を興奮させ眠気や疲れを取ると言われています。
またカフェインは末梢の血管を拡張させます。
これにより腎臓の血管も拡張し血流が増えて血液ろ過量も増えます。
このように腎臓の働きが活発になることで、尿の量が増え排尿の数が増加します。
そのため体内に摂取した水分の循環が良くなり、
むくみの解消効果も期待できると言われています。
また、カフェインには集中力ややる気を向上させる効果があります。
それは集中力ややる気を喚起するドーパミンの分泌を促進し、
交換神経が活性化するノルアドレナリンを分泌促すためです。
また、作業や運動能力の向上させる効果もあります。
それはカフェインに筋肉が持つ機能を高める効果があるからです。
さらにアルツハイマー型の認知予防にも役立つと言われるのがカフェインで、
さらにさまざまな病気の予防に効果があると言われています。
カフェインレスコーヒーとは
カフェインレスコーヒーにはわずかではありますが、カフェインが含まれています。
含まれるていう表現よりは、
微量のカフェインが残っていると言ったほうが的確だと言われています。
その理由としてはカフェインが含まれるコーヒー豆などから、
カフェインを出来るだけ除去して減らしたものがカフェインレスの飲料だからです。
そしてどんなコーヒーがカフェインレスコーヒーと認められるのかというと、
含有量に決まりがあります。
カフェインレスのコーヒーは日本では明確な線引きがあるのが特徴で、
全国公正取引協議連合会が定めた基準があります。
それはカフェインを90%以上取り除いたコーヒー飲料やレギュラーコーヒー、
インスタントコーヒーのみにカフェインレスコーヒーと表記が許されているのです。
まとめ
カフェインの1日の摂取量には目安があり、
コーヒーであれば健康な成人なら3杯から5杯程度だと分かりました。
またカフェインには疲れ、むくみの解消、運動能力の向上などに効果があると言えます。
そしてカフェインレスコーヒーは、
カフェインを90%以上取り除いたコーヒー飲料などに表記が許されると分かりました。
湯田温泉の小さな珈琲豆焙煎屋 Nishida Coffee
会社名: Nishida Coffee
住所:〒753-0056 山口県山口市湯田温泉五丁目7-6
TEL: 080-4487-7054
営業時間 : 平日 / 12:00~18:00 土祝 / 9:00~18:00 定休日:日曜日
対応エリア:
業務内容:コーヒー豆の製造・小売・卸、コーヒー器具の販売、ギフト販売、イベント出店、コーヒー教室