コーヒー豆の意外な活用法?出がらしの有効活用のススメ
豆から入れるコーヒーの美味しさはご存じの方が増えていますが
実はコーヒー豆の出がらしも、意外な形で有効活用できます。
出がらしは捨てるのはもったいないぐらい使い道があるのです。
そこで、この記事ではコーヒー豆の出がらしの活用法について紹介します。
コーヒー豆の出がらしの活用方法:「消臭剤」
コーヒー豆の出がらしの活用方法でおそらく最も認知度が高いのは
「消臭剤」としての活用です。
出がらしには消臭の効果があり、靴の棚や収納スペースに
乾燥させた出がらしを設置することで消臭できます。
また、ほのかに残るコーヒー豆の良い香りも楽しめます。
乾燥させた出がらしは湿気を吸い取る効果もあるので
湿気が溜まりやすい暗い場所に置くこともおすすめです。
近年は減りましたが、喫煙者の方には
コーヒー豆の出がらしを灰皿にいれておくこともおすすめです。
消臭効果でたばこの臭いが削減されるので、喫煙できる昔ながらの喫茶店でも活用されていることがあります。
たばこと出がらしの相性はよく、ちょっと大人の香りになりますよ。
近年はコーヒー豆の出がらしを個人売買のオークションなどで見かけることも増えました。
ご家庭内で活用する人は増加しており、一見役目を終えたコーヒー豆にはまだまだ活躍の道が残されているのです。
コーヒー豆の出がらしの活用方法:「肥料」
コーヒー豆の出がらしは消臭以外の道ではどのような活用方法があるのでしょうか。
意外かもしれませんが「肥料」としても活用ができます。
最近はベランダなどでミニマムな家庭菜園を楽しむ方も増えていますが
自然のパワーもあるコーヒー豆は肥料になるのです。
堆肥化するためにはじっくり乾燥させる必要もありますが
スペースがある方の場合には畑の土に混ぜ込んでいる人も多いようです。
いかがですか、出がらしは意外な活用方法が残されていますよね。
実はコーヒー豆から淹れている方はお分かりかと思いますが
コーヒー豆には優れた油分が含まれています。
この油が堆肥としても優れており、植物や作物によっての栄養源になるのです。
また、コーヒー豆の出がらしは乾かさずに生ごみとして捨てると重いごみになってしまいますが
乾燥させて堆肥化すると軽くなり、たくさんの出がらしを一気に有効化ができます。
ごみの削減にもつながるので是非捨てるのではなく賢く活用してくださいね。
コーヒー豆の出がらしを活用する際には乾燥させてから
コーヒー豆の出がらしの活用は基本的に出がらしを「乾燥させる」ことが基本です。
では、手早く乾燥させるにはどうすれば良いでしょうか。
基本の乾燥は「天日干し」がベストな方法です。
お日様のパワーの下で数日間乾かせば、十分にパラパラと乾いた出がらしが完成します。
一方で、少量をすぐに乾かしたい場合にはフライパンやオーブンで水分を飛ばしてしまう方法も有効です。
大量生産には不向きですが、少量をすぐに消臭剤にしたい倍など是非この方法でチャレンジしてみてくださいね。
さて、最後に紹介をするのはコーヒー豆の出がらしの「未来」についてです。
エコ意識の高い北欧では、すでにコーヒー豆の出がらしについての活用方法が進化しています。
バイオ燃料への模索や、石鹸への活用、出がらしから得られる養分を使ってキノコの栽培などが盛んに行われています。
コーヒー豆の出がらしを有効活用する会社も設立されており
活用方法も次々と編み出されています。
日本ではまだ個人レベルの再活用に留まっていますが
今後はよりサスティナブルな時代を迎えるにあたり
コーヒー豆の出がらしにも注目が集まっていくのではないでしょうか。
是非この記事をきっかけに、ご自宅でもサスティナブルな方法を考え
出がらしを捨てずに生かしてみてくださいね。
まとめ
今回は飲んだ後にも活用の道が広がっている
「コーヒー豆の出がらし」について触れていきました。
捨てる予定だったけどもったいない、と思っていただけたなら幸いです。
飲料後にも様々なアイディアが広がっているので、インスタントではなく
豆から淹れるコーヒーもどうぞご家庭で楽しんでみてくださいね。
湯田温泉の小さな珈琲豆焙煎屋 Nishida Coffee
会社名: Nishida Coffee
住所:〒753-0056 山口県山口市湯田温泉五丁目7-6
TEL: 080-4487-7054
営業時間 : 平日 / 12:00~18:00 土祝 / 9:00~18:00 定休日:日曜日
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業務内容:コーヒー豆の製造・小売・卸、コーヒー器具の販売、ギフト販売、イベント出店、コーヒー教室