コーヒーが好きな方は、コーヒー豆を自分で挽き
ドリップを使ってコーヒーを淹れるという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

コーヒーを淹れた後に残るコーヒーのカスをガラと言います。
このコーヒーのガラはさまざまな活用方法があります。

 

コーヒー豆が持つ効果、効能について

コーヒーには、さまざまな効果や効能があるとされています。

 

例えば、コーヒー豆を直接食べることは少ないと思われますが
コーヒー豆を直接食べるとどうなのでしょうか。

 

コーヒー豆を食べても身体への影響はそれほど心配する必要がないようです。

 

コーヒーを抽出したものを飲むこととコーヒー豆を直接食べるのでは
コーヒーにあまり含まれないとされる成分を摂取できることでしょう。

 

コーヒー豆を食べることで摂取できるものには
豆由来のたんぱく質や食物繊維があります。

 

これらの成分はコーヒー豆を直接食べることによって摂取することができます。

 

また、そのほかにコーヒー豆を直接食べることによって得られるものとしては
眠気防止、ダイエット効果、加齢防止、便通をよくするといったことです。

 

しかし、コーヒー豆は固く苦いので直接食べることは少ないのではないでしょうか。
一般的にコーヒー豆は、お湯を注いでコーヒーとして飲むことが多いです。

 

コーヒーは、コーヒー豆を食べなくてもカフェインが含まれているから
眠気防止などの効果は期待できます。

 

また、カフェインには利尿作用や基礎代謝を上げる効果があることから
むくみ予防やダイエットに効果的とも言われています。

 

このようなことから、コーヒー豆を直接食べなくても
コーヒーの効果はある程度期待できるのではないでしょうか。

 

コーヒー・ガラの活用方法

コーヒーを飲むことなどには、さまざまなメリットがあります。
では、コーヒーを淹れた後のカスであるガラはどうでしょうか。

 

コーヒー抽出後のガラにもさまざまな再利用方法があります。

 

例えば、肥料や消臭剤、脱臭剤、除草、染料、洗剤の代用、染料などです。

 

コーヒーを抽出した後のガラはそのまま捨ててしまいがちですが
上手に活用することで再利用することが可能です。

 

コーヒーのガラは多孔質といって表面に多くの気孔がある構造をしています。
このような特徴から、土壌を整える役割を果たしてくれるのです。

 

コーヒーのガラを肥料にする場合はコーヒーのガラを発酵させてから使うことが重要です。

 

コーヒーのガラには植物が育つことを阻害する物質が含まれているため
ガラを直接撒くと逆効果となる場合があり注意が必要です。

 

雑草などの除草に使いたい場合には、他の材料と混ぜることなくガラだけを撒きましょう。
また、コーヒーのガラには消臭剤や脱臭効果があるため
靴や灰皿、トイレ、冷蔵庫などの臭い消しとして利用することもできます。

 

消臭剤や脱臭剤として再利用したい場合には、コーヒーのガラをしっかり乾燥させて
袋や布にくるみ容器に入れて蓋を開けてから置きたい場所に設置してください。

 

ガラの乾燥が不十分だとカビなどの原因となるため
消臭剤や脱臭剤と使用したい場合には注意が必要です。

 

他には、グラスや瓶をはじめとするガラス製の食器を洗う際に
ガラを少量いれて振り洗いすると食器類が綺麗になります。

 

また、コーヒー豆から抽出のガラを煮出すとコーヒー液が完成します。
これを染料や塗料として使用することもできます。

 

コーヒー豆の種類や焙煎方法によってコーヒー液の濃度が変化するため
染料に使用する場合にはさまざまな変化を楽しむことができるでしょう。

 

ガラの再利用について

コーヒーのガラは
コーヒー豆からコーヒーを抽出した後は捨てられることが多いでしょう。

 

しかし、少しの工夫などによって生活の中に再利用することができます。
植物の肥料にする場合は、ガラを発酵させてから堆肥と混ぜるなど手間がかかりますが
除草剤などの場合にはそのまま置くだけなので簡単ではないでしょうか。

 

また、ガラを乾燥させることによって
消臭剤や脱臭剤としても活用でき非常に便利ですよね。

 

乾燥は、電子レンジを活用、天日干し
フライパンや鍋を利用して煎るなどさまざまな方法があります。

 

まとめ

捨ててしまうだけのガラですが自分の作業しやすい方法を活用することで
再利用しやすいのではないでしょうか。

 

ただ捨ててしまうだけではゴミとなってしまいますが
少しの手間で次の活躍の場があるのは嬉しいですよね。

 

コーヒーを飲む習慣がある方は、これならできるかなという手軽な方法で
ガラを再利用してみるのはいかがでしょうか。