コーヒー豆の違いとは?②
▶︎浅煎り 焙煎時間は一番短くシナモン色程度の浅い色づきです。
生豆から由来する酸味が前面に出るため、酸味の強い味わいになります。
浅煎りコーヒーの味わいの特徴
浅煎りコーヒーの味わいのメインは酸味です。
コーヒー豆は焙煎をすることではじめに酸味が形成され、深度が深くなるほど苦みが強くなり、酸味を感じにくくなります。
浅煎りコーヒーは酸味をより感じられる焙煎度合いです。
コーヒーの苦味を感じずに爽やかでフルーティーな味を楽しみたいのであれば、浅煎りコーヒーがぴったりです。
浅煎り豆の特徴
白っぽい緑色の生豆に比べると、こんがりきつね色の印象がある浅煎り豆。
しかし、他2つの焙煎度合いに比べ、色素は薄く、香辛料のシナモンの印象です。表面も質感はマットです。
浅煎り豆は味の酸味が引き立つことが特徴です。
焙煎時間が深煎り豆よりも短いため、豆の中の水分が蒸発しきっていないです。
蒸発が進んでいないことにより、豆は重く、深煎りよりも固い感触です。
浅煎りコーヒーのおすすめの飲み方・飲み合わせ
軽い飲みごこちで、お茶のように召し上がれるので、焼き菓子との相性は抜群。
紅茶のようにシフォンケーキなどと合わせるのもおすすめです。
しっかりとした酸味を感じる豆の種類であれば、生のフルーツの入ったスイーツもマッチします。
コーヒーとフルーツの酸味が調和しあって、とても飲みやすくなります。
煎りを決める「焙煎」とは?
焙煎とは簡単に、生豆に熱を加え、乾燥させること。その過程で化学変化させることを指します。
コーヒーの生豆は白っぽく緑色をしていて、そのままだと飲むことができません。
コーヒーは焙煎という工程により化学変化が起き、特徴的な苦味や酸味、香りなどが立つようになります。
この焙煎の度合いにより「深煎り・中煎り・浅煎り」などの仕上がりが生まれます。
同じコーヒー豆であっても、焙煎度合いにより味わいは大きく変わるので、コーヒーの味を決めるとても大切な工程です。
8段階の焙煎度合い
実はコーヒーの焙煎度合いは細分化すると「深煎り・中煎り・浅煎り」の3つにはとどまりません。
さらに8つの焙煎度合いに分けられます。
一般的なコーヒーショップで販売されているコーヒー豆の多くは、「深煎り・中煎り・浅煎り」としているので、
8つすべて覚えずとも好みのコーヒーを選べます。
ただ、同じ焙煎度合いでもコーヒーショップによって若干の違いが出ることがあります。
より、理想的なコーヒーを楽しみたいのであれば、8段階の焙煎度合いを意識してみても良いでしょう。
極深煎り…イタリアンロースト・フレンチロースト
深煎り…フルシティロースト・シティロースト
中煎り…ハイロースト・ミディアムロースト
浅煎り…シナモンロースト・ライトロースト
コーヒーは日々の生活中に彩りを加えてくれる、とてもすてきな嗜好品です。
必ずしも「こう飲まなくてはならない」というルールはありません。
お好みでアレンジを加えて、自由に楽しんでみてください。
特に今回ご紹介した「深煎り・中煎り・浅煎り」については好みが分かれやすい要素です。
コーヒーの苦味がお好きな方は深煎り、コーヒーの酸味がお好きな方は浅煎りと、ご自分がお好きな味わいから試してみましょう。
その後、さまざまな焙煎度合いを試すのがおすすめです。
煎り度合いを少し意識してみると、きっとコーヒーの新しい楽しみ方が見えてくるでしょう。
いつもの一杯も煎り度合いにこだわってみては、いかがでしょうか。
湯田温泉の小さな珈琲豆焙煎屋 Nishida Coffee
会社名: Nishida Coffee
住所:〒753-0056 山口県山口市湯田温泉五丁目7-6
TEL: 080-4487-7054
営業時間 : 平日 / 12:00~18:00 土祝 / 9:00~18:00 定休日:日曜日
対応エリア:
業務内容:コーヒー豆の製造・小売・卸、コーヒー器具の販売、ギフト販売、イベント出店、コーヒー教室